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狂愛

第5章 それは突然に


(きっと、今までで1番甘いチョコレートだよ…。)

翼は凛音の顎を持ち上げると、凛音の唇を自分の唇と重ね合わせた。

「んん…。」

凛音は目を開けた。

「お兄ちゃ…ん…っ…。」

翼の舌は、凛音の口内へと入り込んだ。
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