• テキストサイズ

月明かりの元に

第4章 死と隣り合わせの世界








それは任務中の忍には背中合わせのものである。



初めて死を目の当たりにした時、人ならどんな感情を抱くだろうか。




もう、そんな感情、無くしてしまったけど



確か、最初に他人の死を目の前で見たのはあのとき


雪の降る



あの日




里の人たちの希望になるあの橋で見たのが最初。



確か、あのとき私は


















誰かの為に初めて












泣いたんだ。
/ 45ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp