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吸血鬼さんと禁断の恋

第4章 秘密の部屋


あれから私は少し反省し、とりあえずこれからは勝手に部屋を出ないことにしようと心に決めた。
が、よくよく考えると吸血鬼がいる屋敷に閉じ込められたことになる。
それは早く抜け出さないと殺されてしまうのでは...
たった今決めたことを撤回し、部屋の扉を開けると目の前に黒猫が座っていた。
その黒猫は私を見るなり睨んできた。
そしていきなり人間の姿になった。
「やっぱり、ボクが見ていないとダメですね...」
その人間はミハエルでため息混じりにそう言った。
「な、なんで...?猫が...人間に...」
私は驚きのあまり声がまともにでないまま言った。
「トーマさまが吸血鬼なわけですからボクが普通の人間のわけないですよね」
変に納得してしまう言い回しだ。
「それと、ボクかトーマさまが許可を取るまでこの部屋から出ないでください」
私は部屋に押し込まれ、扉がバタンっと音を立てて閉まった。
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