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渡り廊下で恋をした

第9章 クリスマスですよ! 先輩


2学期最後の日、先輩と下校する私。

気を抜くと嬉しすぎでスキップしそう。

「今日、雪降るんですよね」

「え? 雪降るの? 天気予報見てないな…」

私の問いかけに先輩が首を傾げる。

「え、先輩が言ったんじゃないですか。あるフィールドで雪が降るかもって」

「あ、ゲーム? 降るよ。去年も降ったし…。あ、ネタバレしちゃった」

「ふふっ、楽しみだなぁ…レア装備も」

「ああぁ、それもネタバレしちゃってるし…サプライズプレゼントにする予定だったのに」

「大丈夫、驚く準備は出来てます」

私は笑顔で答える。

先輩も笑顔になる。

「ありがとう。あの…ゆうぽん」

恥ずかしそうに先輩が呼びかける。

つられて私も少し恥ずかしくなる。

何度もその名で呼ばれたはずなのに。

「先輩」

「うん?」

好きです…って言いたい。

でも…

「クリスマスですね!」

「そうだね」

先輩がニッコリと頷く。

とりあえず…

クリスマスを楽しもう!


fin

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