• テキストサイズ

【黒子のバスケ】甘い秘事【裏*R18】

第11章 *温泉旅行で【氷室辰也】*


氷室side


「わぁ…!沢山温泉がありますね!」

「Ticket を買えば色んな場所に入り放題らしいよ」

「辰也さん、発音」

「あ、すまない。ついね」



ここは有名な温泉街。

が陽泉を卒業したお祝いみたいなもので、二人きりで旅行に来た。


初めての旅行だから、オレはかなり楽しみにしていたんだ。



「てかあんまり似合わないですね、辰也さんと温泉って」

「それ酷いな……」

「すみません、でも辰也さん綺麗だから。なんと言うか……浴衣よりバスローブ的な?」

「ああ、アメリカに居た頃はよく着てたよ」

「ほらやっぱり」



「ふふっ」っと小さく笑うこそ浴衣よりバスローブな気がする。

でもこの子はきっと何でも似合うんだ。


。オレの可愛いプリンセス。

早く浴衣姿を見たい。



「じゃあそのティケッツ……とやらを買いに行きましょう!」

「クスッ、でも先にチェックインして荷物を置こうか」

「あ、そうですね。もう時間大丈夫なんですか?てか今何時?」

「今は……」



と、自分の腕時計を見せながら、オレ達は今回予約した旅館へと向かう。

寄り添ってる側の手は自然と引かれ合い、2人の仲の良さを強調させた。


小さな事だと思うかもしれないけど……
そのちょっとした事でも、オレは幸せに感じるんだ。
/ 110ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp