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【黒子のバスケ】甘い秘事【裏*R18】

第6章 *飲み会の帰り【高尾和成】*


高尾side



「もしもーし!ちゃーん!今帰っからぁ待ってろよぉー!」

「大分酔ってるみたいだけど……大丈夫?迎えに行こうか?」

「なぁーに言っちゃってんだよっ!こんな時間にお前を外に出せるわけねぇっしょぉー!」

「分かった。でも気を付けてね…?」

「へへっ!りょーかーい!んじゃ、また後でなぁー!愛してるぜぇー!」



今日オレは久々に高校の奴らと呑んだ。
メンバーはオレ、大坪さん、木村さん、宮地さん、真ちゃん。

本当は彼女んちで過ごす予定だったんだけど急に誘われて……



『今の電話宮地さん?』

『ああ、なんか呑みに誘われちったわ。どーっすっかなー……』

『行って来なよ。滅多に集まらないよ?』

『けどお前、今日はここでのーんびりする予定だっただろ?』

『私なら大丈夫。ね?』

『そーか?なら行くかなー』

『うん!土産話期待してる』

『んじゃ終わったらまた来っから。ごめんな』



本当は嫌だった筈なのに、ちゃんはオレを送り出してくれた。

大丈夫と言われてもやっぱ心苦しさはあって……
せめて早めに帰ってやろうと思ってたけど、なんだかんだで日付が変わってしまった。



「こんな夜中に大声を出すなバカめ」

「だぁーってー、あいつの事愛しちゃってんだからしょーがないっしょー!」

「木村ー、軽トラ貸してー。リア充轢く」

「飲酒運転になるぞ」

「高尾、お前1人で帰れるか?」

「だーいじょーぶっすよ大坪さーん!」

「大丈夫には見えないのだよ」

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