第27章 ゴミ捨て場の決戦開始!
夕先輩のレシーブ、翔陽の囮、旭先輩のスパイク。
上手く行っているのになんか…モヤモヤするんだよなあ。
私は研磨に目線を移す。
さっき研磨は翔陽の速攻に驚いたと言っていた。
研磨の雰囲気がそこから変わった気がするんだ。
ピーッ
音駒のタイムアウト。
私はタオルとドリンクを皆に配った。
猫「…ありゃあダメだ…10番の動きも変人じみてるが…。セッター、あれはとんでもねぇバケモンだ…」
『ば、バケモン…汗』
飛雄ー、今バケモノ扱いされてますよー!←
猫「天才はしょうがねぇ…が、天才が一人混じったところでそれだけじゃ勝てやしないのさ」
猫又監督はそう言ってチラッと研磨を見る。