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【エルヴィン団長誕生日夢】

第1章 師団長と団長



「おいこらエルヴィン、
人の女に手出してんじゃねぇよ。」


急に現れた
ナイルの声に反応して、
2人は視線を向けた。


「おはよう、ナイル。」


ナイルは
リオとエルヴィンの間に
割り込むように
ソファに腰掛け、
自分の方へリオを
引き寄せた。


「ナイルお酒臭い。」

「っていうか
何でエルヴィンが
うちにいるんだよ。」

「……ナイル、
それはあんまりだよ。」


ナイルに体勢を崩されたまま
ナイルの腕の中から
呆れたようにリオは声を発した。


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