第4章 笑顔の裏に 【神威】
「久しぶりだね、」
いつものように、にっこりと
す
人懐っこい笑みを浮かべている神威…団長
「お久しぶりです、神威だんちょー」
「、その言い方やめろって
いっただろ?あんまりしつこいと
殺しちゃうよ」
物騒なことを笑顔を崩すことなく
言ってのける。
ちなみに、この人の殺すは冗談じゃないから
注意しなくちゃいけない。
もうひとつちなみに、この人はあたしの
恋人でもあるんだ。
でも、恋人らしいことは一切したことなくて
いつもあたしが待たされっぱなし…
神威の前では強がってはいるけど
ホントは寂しくて寂しくて仕方ないんだ。
「相変わらず忙しいんですね、団長さんは」
「まぁね、また星一つ潰してきたよ」
また物騒なことを…
「それはそれはおめでとうございます」
「うん、でもその割には
めでたくなさそうだね?どうしたの?」
「べーつにー」
いつも出てくるのは気持ちとは反対のこと