• テキストサイズ

No Name ‼︎

第1章 屋上で寝てた目つきの悪い人


「……チクるなよ。」

「えっ、あ、はい!!」


その人は静かにため息を零すと、心地の良い低音でつぶやいた。


「リヴァイだ」






その人はそれだけ言うと、さっさと階段のドアを開ける。
そして、後ろを振り返らずに去っていった。



な、なんで私、名前なんか知りたかったんだろ…。

自分のこともよくわからないまま、その時の時間は過ぎていった。



乃々花に、胸の高まりと、恋、という感情を残して。
/ 11ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp