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【★ハイキュー!!★】短編集

第99章 【東峰 旭】U&I


ピピピピピ

少し時間が開いて、二人が肉まんを食べ終わった頃、俺の携帯音が鳴ってみんな目を合わせた。
俺はスガ達に背を向けたけど、もちろん二人は解放してなんてくれない。

「いいじゃん、旭~。もしダメでも俺らが慰めてやるって!」

「そうだぞ、旭。3人いれば怖くない!」

な?と二人同時に俺の肩に手を置いて、逃げられないと悟った俺は二人の前でメールを開いた。

『旭くんそれ本気?だとしたら、ごめんなさい。私付き合っている人がいるの。』

俺たちの間に長い沈黙が流れた。

「・・ほら、あれだ。えーーーっと・・・」

フォローをしようとしたスガの声を遮って、俺は背中を丸めて一人で家へ帰った。

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