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【★ハイキュー!!★】短編集

第3章 【黒尾 鉄朗】不安定なトライアングル


それから月日が経って、
俺は研磨がひろかに好意を持ち始めたことに気がついた。
そして、研磨は俺たちの事に気がついているんだろうとも感じた。

お互い分かっていてあえて確認を取ったりはしない。
それをしてしまったら、俺たちの関係がきっと変わってしまうから。

そしてそれは、ひろかを一番悲しませることだから。



毎朝研磨の部屋へ起こしに行くひろか。
俺は絶対に一緒には行かず、玄関前で待っている。

「おっせーぞ!研磨!」

俺たちはこれからも、
変わってしまったことに気付かないフリをするんだ。


The End



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