第11章 ◎ 過去

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__ 理玖side __

『 大輝、あいつとサエ.. 2人きりにさせて良かったのか？ 』

『 あぁ、大丈夫だろ、多分。 』

『 それに修造と祥吾は何処行ったんだ？ 』

『 あいつらなら 、あっちで1on1してるよ。 』
『 祥吾 も上手いもんね〜♪ 』
『 俺の弟だから当たり前だろ、 』
『 大輝がデレたーー！ 笑 』
『 っ、うるせぇ、、 』


赤城空がサエを口説きたいと言い出した...

大輝は今日1日だけなら良いぜ、と
許可を出した。


が....

俺は心配でならない。




赤城空は、、
俺が苦手とするタイプだ。


見るからに良い人で
言葉遣いも丁寧で優しい。

だが、何か 引っかかる。

サエと2人きりにさせるのは
何だか嫌なんだよ。

胸騒ぎがするんだ、、、


『 理玖は心配性だな〜♪ 大丈夫だって♪ 若いんだから色々経験させなきゃ〜！ 』

『 あぁ、、、 』



海斗の言う通り、俺が ただ心配し過ぎなだけなのかもしれないな。



この胸騒ぎが、気のせいだったら良いが..