【うたプリ】I Love You 【オールキャラ】
第6章 聖川真斗編
『真斗先輩?』
「あ、ああすまぬ。考え事をしていた。」
『大丈夫ですか?無理しないで下さいね?』
彼女は俺の愛人である。
あった時綺麗な歌声であり、すぐに一目惚れした。
そして今から4カ月前、俺から告白をしたのだ
今日は2人で帰る約束をしていた
まあ、いつも何時も帰っているが。
『先輩、今日時間ありますか?』
「あるが...どうしたのだ?」
『先輩の作った抹茶飲みたくて...大丈夫ですか?』
上目使いでそう言って来た彼女に胸が高鳴った
ああ、彼女には敵わない
「俺は構わない」
『本当ですか!?やったあ!!』
ジャンプをしながらとても喜ぶ彼女
俺まで嬉しい
「着いたぞ」
『わあ、流石聖川家ですねえ...圧倒されちゃいます!!』
「帰ったぞ」
『おじゃまします!!』
「坊ちゃんおかえりなさいませ。
あら、凪沙ちゃんもご一緒で?仲むつまじいですこと♪」
『えへへ♥お久しぶりです』
「本当にお久しぶりね。相変わらず美人ねえ」
『まさかっ!!お世辞が上手ですことっw』
「お世辞なんかじゃないわよ♪」
彼女は人付き合いが良い
すぐに人と親しくなれる。
あと父上でさえ親しくなり、俺らの付き合いを認めたのだから、やはり彼女は凄い
「俺は抹茶を作る準備をするから、茶の間で待っていてくれ」
『はいっ♥』
さて、早く準備をしなくては
茶菓子は何がいいか。茶碗は何がいいか。抹茶はどこのがいいか。
...迷う。
こんなときに家政婦がいない
1人も...
この家には沢山の家政婦がいるのに、何故ここにいないんだ
仕方ない、俺のいいと思ったやつを。
「そのまま動かないで下さいね」
「少し苦しくなりますよ」
『う、わっと、わあっ!!』
「髪を結いますよ」
「簪は何がいいかしら?」
「帯はやっぱりこれね」
なんなんだ
やけに茶の間が騒がしい
...!?
「な、なんなんだこれは!!」
いないと思ったら、全員の家政婦が凪沙と一緒に茶の間にいた。
溢れんばかりの人、人、人。
「さ、出来ましたよ!!」
そう家政婦達が言い、全員の家政婦が茶の間から出て行った
そして彼女を見たら...
綺麗な着物を着ていて、髪も綺麗に結ってある