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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第102章 酔った時のお供



「んっ…、」


「……もう少し飲め。」


凛の喉元が上下に動く様子を見て、
また水を口に含み、
凛の口内にゆっくり流し込む。


それを数回繰り返した後、
凛の口の隅から零れた水を、親指で拭った。



「……おしまい?」

「まだいるのか?」

「もっと、欲しい。」


首筋に腕が回り、
強く引き寄せられると同時に唇を奪われる。


「待て、まだ水」
「水はいらない。」


簡潔な言葉で声を遮られてすぐ、
再び唇は重なり、
熱を帯びた舌が口内に入り込んだ。


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