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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第99章 BETWEEN THE SHEETS



「でもな、ペトラ。
兵長と恋人っつーのはなかなか難しいだろ。」


「……何でよ。」


「あの孤高の人類最強に恋人だぞ?
どれだけ完璧な女性と一緒になったとしても、
周りが認めるかどうか……」

「周りが認めないとか関係ないでしょ!」


グンタの言葉を聞くなり、
ペトラは声を荒げる。

だが、確かにグンタの言っていることは
間違いでもなさそうだ。



この兵団で過ごしていて分かったことだが、
ここの幹部、特に、
エルヴィンやリヴァイの人気は凄まじかった。

リヴァイは他兵団ではかなり脅威を
感じられている存在のようだが、
ここではそんな感情を持っている人はいない。


優しさは不器用でも、
兵団一の戦闘能力を持つ上に仲間想い。

潔癖症なのが珠に瑕だが、それでも。

この兵団内でリヴァイに憧れていない人は
ゼロに等しいと思う。

それくらの高嶺の花のイメージは感じられた。



「兵長だって、
好きな人くらい出来るでしょ?!」

「だからな、」
「オルオは喋るな!」


もはや口を開かせても貰えないオルオを
不憫にも思うが、
この二人のやりとりは好きだ。


なかなか真面目な話をしている時でも
つい顔がニヤつく。

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