• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第98章 期待





全身の筋肉が
脱力しているような気分に陥りながら、
元の大きさに収まった陰茎を取り出してすぐ、
モブリットの胸に傾れ込む。



「…はぁっ……、」


整わない呼吸がモブリットの胸元を熱くさせ、
湿らせていた。



「……ほんと、勘違いしたくなる……」


同じく、少し息の上がったモブリットに
背中を摩られ、
ふと視線をモブリットに向けた。



「……何の、はなし?」


「凛。段々俺のこと、好きになってきてる?」


「……そうなの、かな……」


火照った身体が、モブリットの言葉を受けて、
また熱を帯びる。



「団長や兵長になんて、
絶対太刀打ちできない、と思ってたけど……
これは、ちょっと期待してもいい気が、
してくるんだけど。」


「……これって、今私が、
それについて返事してもいいの……?」


「いや……、うん……それ、難しい質問だね。」


お互い徐々に普通の呼吸が戻り、
同時に笑い声が漏れた。

/ 1588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp