第89章 互いの暴露は突然に

「続き、言ってくれないの？」


「……引かない？」

「引かない。」


即答すると、赤面したままの凛は
少し頬を緩める。







「……その言葉聞いただけで、
こんなことになったんだけど。」


唐突に掴まれた手が、
凛のスカートの中に入れられ、
自然と下着を撫で上げる。

湿った感覚が指先に伝わり、
思わず身体が小さく跳ねた。




「……引いた？」


「引くわけないだろ……」



……全くこの人は……


本当に、俺を驚かすか興奮させるかしか
知らないとしか思えない。

それくらい会うたびに予想外の事ばかり
しでかしてくれる。



「もう止められないけど、いい？」


一気に血液が集中し始めた下半身の衝動を
抑える自信なんてもうない。

指先をそっと動かし、湿った部分を撫で上げた。