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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第83章 落ち着かない日



振り向くと、
そこには若い兵士が立っていて、
少し慌てた表情を見せていた。



「お話し中すみませんが……
エルヴィン団長がお見えになっています。」


「エルヴィン団長が、ですか?」


「はい。何かお急ぎの様子で……
応接室に御通ししましたので、
そちらまでお越し願えますか?」


「分かりました。
案内してもらってもいいですか?」


「はい!こちらです!」


突然威勢のいい声色になった彼を横目に、
リヴァイの肩を叩く。



「エルヴィン団長が見えているようなので、
少し席を外しても大丈夫ですか?」


「……エルヴィンが?分かった。」


リヴァイは一瞬眉を顰めるが、
一向に話をやめる兆しが見られない男に
再び視線を戻す。

それを確認してから、
若い兵士の後に続いて歩き出した。



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