• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第9章 お礼の方法



「……別に怒ってないし、
誰かにバラすつもりもないから。
ただの雑談だと思って話してよ。」

訓練兵の皆が皆、
こんなことをしているとしたら大問題だけど、
それはないと思いたい……

それに、これは彼なりの
ストレス発散法の様にも思えていた。



「……してる奴もいるけど、少数派だろうな。」

彼から零れ落ちた声を聞き、
安堵のため息が漏れる。



「少数派か……なら良かった。」

「……良くねぇだろ。」

すっかり細くなった声でツッコミを入れられ、
思わず口元が緩んだ。

/ 1588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp