• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第69章 明かされていくエニグマ



「凛もその辺のことは分からんのか。」


「曾祖父が記した日記なら
残されていたんですが、日記の劣化が激しくて。
ここに来たのも偶然のようなものだったので、
戻ることに関しても、
殆ど情報がないままなんです。」


「そうか……ワシも今話したことが全てだ。
だが、ワシも年じゃからのう。
これから何か思い出す可能性も
否定は出来んが。」


悪戯っぽく笑う姿もおじいちゃんそのもので、
次司令に会った時は、
その話をしてもいいかも知れない、
なんてことを思い始める。





「ピクシス司令、本当にありがとうございます。
司令のお蔭でかなり収穫がありました……」


モブリットの安堵したような声に、
ピクシスは何かを察したようで、
優しい表情で笑った。

/ 1588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp