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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第8章 救世主……?



「おねぇさんこれから暇なんだろ?
助けたお礼に、ちょっと付き合ってよ。」

助けたお礼を強要してくるとは……

この人もなかなか厄介な類の人かもしれない。



その時、ふと彼が何に似ているかが判明した。


「あ。馬に似てるのか。」

「おい!
急に失礼なこと言い出すんじゃねぇよ!」

すかさずキレのあるツッコミを入れられ、
思わず頬が緩む。



「……何笑ってんだよ。」

「いや、ツッコミが冴えわたってるな、
と思って。
そういうの嫌いじゃない。」

こうして初対面の相手に
冴えたツッコミを入れられて
楽しくなれてしまう自分は、
この世界に来てから
相当神経が図太くなったんだろう。

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