• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第61章 ちょっとしたスリルとサービスを



「…んっ、はぁっ……、」


唇が離れた瞬間、
凛の荒い息遣いがひっそりと響く。



「ダメだ。抑えが利かない。」


「……最近、ずっとそれだね。」


「調査前に我慢しすぎた。」


「別に我慢してくれなくて良かったのに。」


「……本当にそうだったな。」


エルヴィンは再び凛の唇を求めると、
早々に凛の団服の中に手を入れ込んだ。



「っあ、んぅ……」


凛の我慢した末に出た、いやらしい声が
小さく木霊している。













……もう無理だ!!!!!



これは完全に自分のものが
反応しきってしまう!!!


あいつは何を悠長に
エロいことしてるんだ!!!


サービスのつもりなら
もっと凛の身体を見える様に
配置を考えろ!!!!

お前、故意に凛の後ろ姿しか見えないように
配置しただろ!!!







頭の中で叫んでいたところで、
エルヴィンの片手が、凛の背中の前で
部屋の扉を指差しているのが見えた。

/ 1588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp