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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第51章 尋問は正直に



「それで君が、兵団基地に残るのが
最善だと思った理由は?」



「正直に言います。
凛のことが気になっていました。」


「それはどの意味でだ?」



「……多分、リヴァイ兵長が思っている意味、
全てです。」



すかさず問いかけてきたリヴァイに対しても、
誤魔化すことなく
答えを述べるモブリットを見て
エルヴィンは思わず笑みを溢した。




「ははは、本当に正直に言ったな。
リヴァイが怖くないのか?」


「これから先、
嘘は吐き通せないと思うので……」



「いい度胸だな。」



リヴァイが立ち上がったのを見て、
モブリットは図らずも身体を小さく
ビクつかせた。

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