第42章 ●意外と意外の組み合わせ

「っ……、はぁ……ほんと、困る。」

「……なに、が？」

ゆっくり腰を動かし始めたモブリットに
問いかけると、
強く腰を引き寄せられ、
また自分の卑猥な声が部屋に充満する。



「……本当に、
もう凛以外抱く気が起きない。」


「んっ…、だからそれ、誤解を生むって、」
「いや、誤解じゃないよ。」


モブリットの吐息と共に、
予想外の言葉が返って来て
思わず腰に回していた手に力が入る。



「……誤解でも、勘違いでもないみたいだ。」


自分の奥深くに陰茎が押し付けられる感覚が
身体を痺れさすような快感を生み、
話しを聞きながらも全身は熱く、
ビクついていた。

が、




「凛、好きだよ。」




その一言で、自分でも明確に分かるくらい、
陰部が収縮を始める。



「ま、……んぁ、待って、……ん？」

「凛が好きだ。」


喘ぎ声に埋もれるモブリットの告白は、
想像も出来なかった快感と恍惚を促した。