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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第35章 それぞれの行く末



「まぁそのことに関しては、
ここに居る全員が思っているだろうな。」

リヴァイはソファーに深くもたれ掛り、
足を組み直す。


「大丈夫だよ。
モブリットがいなくても、私は。」

「いや、お前は大丈夫でも
こっちは大丈夫じゃない。」

ミケはハンジの笑いながらの一言を一蹴し、
大きくため息を吐いた。


「取り敢えずニファたちに頼んでいるので、
問題ないとは思いますが……
すみません、ご迷惑をおかけします……」

「なんかモブリット、
ハンジの保護者みたいだね。」

深く頭を下げるモブリットを見て、
凛はくすくすと笑った。


「まぁ近いものはあるだろうな。」

「えぇ?みんな失礼だなぁ。」

ハンジはエルヴィンの同意に
笑いながら答え、席を立つ。



「そろそろ明日に備えて解散しよう。
今日はそれぞれ早く休むように。」

エルヴィンがそう声を掛けたと同時に、
全員席を離れ、
エルヴィンの部屋から出た。


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