• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第32章 エルヴィンの感情



「もう行くの?」

「ああ。
凛も仕事が立て込んでいるだろう。」


はい。全くもってその通りです。


心の中でそう頷いた後、

「今からエルヴィンの部屋に行ってもいい?」

と、まるで裏腹な返答をする。



「……それは俺の質問の答えではないな。」

エルヴィンは耐えきれず頬を緩ませる。


「そうなんだけど……
仕事はエルヴィンの部屋でする。
それならいい?」

「そうだな……
だいぶ散らかっているがいいか?」

「大丈夫!!
すぐ書類持って部屋に行くね!」

エルヴィンの気が変わらないうちに、
と迅速に返事をし、
自分の部屋へ急いだ。


/ 1588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp