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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第24章 売り言葉に買い言葉




丁度話を終えていたエルヴィンにナイルは、

「お前のとこの秘書、
少し借りるがいいか?」

と、声を掛ける。


「あ?何でお前に」
「ああ。いいよ。」

リヴァイの不機嫌な声を遮るように、
エルヴィンは淡々とした口調で答えた。


「夕方までには返す。」

ナイルはそれだけ言うと
再び凛の元へ戻り、
凛を連れて歩き出した。


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