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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第22章 どちらかを



小さく寝息を立て始めたリヴァイは
とても穏やかな表情をしていて、
その顔を見ていると安心感を覚えると同時に
早く自分の決断をするべきだと強く感じる。

この中途半端な状況を、リヴァイもエルヴィンも
ずっと黙認している訳にはいかない筈だ。


勿論、私自身も二人との
この関係を続けることがいいとは思ってない。



……それでも、
二人のうちどちらか一方を選ぶことが
今の自分にできる気がしない。



リヴァイの胸の中でゆっくり息を吐き、
暖かい体温に包まれたままそっと目を瞑った。



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