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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第21章 小出しになんてできない想い



「凛が俺の部屋にいると思ってんのか?」

「違うのか?」

「……いや。」

「昨日の仕返しをされることは、
覚悟してるよ。」

フッと息を漏らしたエルヴィンの一言に
リヴァイは眉間に皺を寄せる。


「お前……
やっぱり昨日のはわざとか。」

「どうだろうな……
だが、結局はお前に凛の嬌声を
聞かせてもいいと思ってしていたから、
故意にしたことになるかも知れない。」


「……そうだろうな。」

思わず小さく吹き出した
リヴァイを見たエルヴィンは目を丸くした。

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