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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第3章 互いにご無沙汰の欲求



「……エルヴィン。
それ、なんかいやらしいんだけど。」


「いやらしくしているからな。
その気になって来たか?」

止めてもらおうと声を掛けた筈が、
簡単に肯定され、
熱を帯びた身体が小さく跳ねる。




「……君を抱きたい。」



耳元で聞こえた低く優しい声は、
下半身の反応をすぐに促した。



「いや……でも、勉強しなきゃだし、
そろそろリヴァイも来るだろうし。」


自分の昂って来た情欲と
エルヴィンの行動を抑制しようと
エルヴィンの胸元を押し離すが、


「ここ最近君は休みなく勉強しているんだ。
たまには休んでいい。
それに今日リヴァイは憲兵団へ行っているから、
帰りは遅くなるよ。」


エルヴィンは特に気にする様子もなく、
淫欲を誘うような手つきで首筋を撫でる。

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