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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第125章 ●当たり前のようにそこにいて



そっと唇を離し、
視線が重なったエルヴィンは、
優しい顔で微笑む。


「……手のひらにキスをされただけで、
そんな顔になるのか。」


「……どんな顔になってる?」


「俺が欲しくて堪らなさそうな顔、だな。」


そう言われてすぐ、
股の間に厚く逞しい手が入り込み、
全身が強く脈を打つような感覚に襲われる。

股の間に手が挟まれているだけ、
それなのに堪え難い、焦れた思いが込み上げて、
身体を捩じらせた。



「熱い。もう欲しくなっているんだろう?」

「っ……ん、…うん……、」


股の間を撫でられると同時に、
親指で割れ目を刺激され、甘い吐息が零れる。



「もうこんなに溢れてる。」


わざと水音を立てさせるように、
太い指は膣内へ入り込み、
親指はそのまま陰核を集中的に刺激し始めた。



「ああっ…!ぁ、はぁ…んっ、」

「いやらしい音をさせて。
そんなにここを可愛がって欲しかったのか?」


膣の奥深くまで入り込んだ指先は、
優しいのに淫らな動きで、
何も考えられなくなるような快感を
覚えさせてくれる。



「…ふっ…、ん、
エルヴィン、の手…すご、いっ…、」

「……ありがとう。
もっと愉しんでくれていいよ。」


頭の中は真っ白、というよりも、
例えようのない快感で
透明感を帯びているようだった。


身体が求めるままに
エルヴィンの行為を受け止めると、
すぐに絶頂感に溺れた。

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