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君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第116章 周囲の視線



「っ…、ん!」


抵抗しようにも、
強い力で背中は壁に押し当てられ、
身動きが取れない。

その上、舌を激しく吸引され、
拒絶することもできないまま、
身体の力が抜け落ちていく。


足の感覚が崩れ落ちそうになり、
思わずリヴァイの腰を掴むと、
やっと唇は解放された。




「はぁっ……、…急に、なにっ…?!」

「お前の言う通りだ。
最近まともにお前と過ごせてないせいで
溜まってる。」


「……それなら、
今晩リヴァイの部屋、行くよ……
わざわざこんな場所で、欲情、しなくても…」


正論を述べようとしただけなのに、
何かが気に食わなかったかのように
乱暴に唇を奪われ、
今度はシャツの中にも指が侵入してくる。

指先はすぐに胸の先端を抓み、
突然の刺激に耐えられず
リヴァイの口内に喘ぎ声を溢した。

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