第5章 勇者の十字架を降ろすとき

勇者「竜騎士？」

竜王「今の勇者のままの肩書きだとなにかと不便であろう？それにこの称号は我等竜族に、いや魔族にとって最高位の称号だ」

勇者「それもそうだな、ならありがたく頂戴しよう」

竜王「ふふ、これからよろしく頼むぞ」

竜王「それでは、最後に竜騎士からの言葉がある！皆の者静粛に！」

魔物達「・・・・・・・・・・・・・・」

勇者「これから魔王軍として人間共と戦うことになった元勇者の竜騎士だ！ここにいる者と以前戦ったかもしれない
　　　だが、これからは仲間として共に人間から主導権を奪い一緒に戦おう！！」

魔物達「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！！！すげぇ！！勇者に竜王様のタッグなんて
　　　　反則だろ！？もう人間共に負ける気しねぇ！！！！」

竜王「それではこれより宴に入る！！今宵は新たに仲間となった竜騎士と親睦を深めてほしい！！以上！！」