• テキストサイズ

ドラゴンクエストⅠ ~ i f ~ 竜王の仲間を望んだなら

第18章 忘れてはならない事


ゴソゴソ

しにがみのきし「・・・・!!(袋が動いた!?・・・・・ま・・・まさか・・・・?)」

軍団長「おやぁ?もうわかっちゃったかな?では一つ見せてあげようかな」

軍団長は袋から衰弱したスライムを取り出した!!

しにがみのきし「!!!!!!」

軍団長「見ればわかるだろ?そう、キミたちのお仲間のスライム君ですよー?」

軍団長「そしてこっちの樽には大量の油が入ってる・・・この意味がわかるかな?」

しにがみのきし「!!!!・・・・・・人質というわけか・・・・・・」

軍団長「その通り!!初めからこうすればよかったんだけどな、周りがやかましいから
    出すに出せなかったけどもうここまで来たらしょうがないだろ?」

しにがみのきし「・・・・外道め・・・・・」

軍団長「まぁなんとでも言ってくれや、さて取引といこうか」

しにがみのきし「・・・取引?」

軍団長「そうだ、取引だ」

軍団長「こっちの要求はスライムを半分返すからこの場を引けということだ」

しにがみのきし「!!・・・そんな要求がのめるか!!!」

軍団長「あ、そう じゃあ今からこの袋に入ってるスライム全部丸焼きにしても
    かまわないんだな?」

しにがみのきし「そ・・・・それは・・・・・・」

軍団長「どうなんだ?え?」

しにがみのきし「・・・・・・・・・・・・・・」

ーーーーー回想ーーーーー

竜王「しにがみのきしよ・・・」

しにがみのきし「はい、竜王様」

竜王「我等と人間の違いとは何だと思う?」

しにがみのきし「外見などの特徴でしょうか?」

竜王「ふふふ、間違ってはいないがな・・・」

しにがみのきし「では、竜王様は何だと思われで?」

竜王「・・・わしは団結力だと思う」

しにがみのきし「団結力・・・・ですか・・・・」

竜王「そうだ、いついかなるときも己が身を捨て仲間を守り共に協力し戦う
   これが我等の本能であり、結束の力だ」

竜王「お前はまだ軍団長に任命されてから間もないからな・・・
   すぐ理解しろとは言わないだが忘れるな・・・仲間を守れないやつは信頼を得られないことを・・・・」

ーーーーー回想終了ーーーーー
/ 27ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp