第2章 試練を乗り越えろ!
亜[じゃあ今すぐ鳴海に聞いてくる!]
翼·美[チョッとまてい!!!]
亜[うお!?]
二人に肩を掴まれる。
それにしても息がピタッリ過ぎてビビッタ
亜[何だよ二人が鳴海に直接聞いてこいって言ったんじゃないか]
美[確かに言った···でも真っ先にお前がやることは····]
キーンコーンカーンコーン♪
翼[授業に受けることだ]
亜[えーーー]
翼·美[言っとくが受けないっていう選択肢は無いからな]
亜[··········はい]
そして私は嫌だったが大人しく二人の言うことをきいたのであった。
··································································
蜜柑said
うちは今メチャクチャブルーな気分です···
何でかというと、鳴海先生がうちのパートナーを勝手に棗にしてしもうたからです
何でうちが棗なんかとパートナーにならのやアカンのやーーー!!!
正[ちょっと佐倉さん、あなた星階級いくつ?]
蜜[···はい!?星階級??]
なんやそれ
正[やだっ何この子!星階級も知らないなんて!!]
正[よくもそんなんで棗君をパートナーに選んだりしたわねっ]
心読·蜜[選んでないっつの]
委[僕が説明するよ蜜柑ちゃん]
委[星階級ってのは僕らアリスが学園からうける、アリスレベルや生活態度なんかを総合した評価のシステムだよ]
アリスの評価システム······?
委[評価は4段階あって、星の金バッジで表されるんだ]
委[上から順に金バッジ3つのトリプル·その次がダブル·そしてシングル]
星階級····
委[そしてそれとは別格にスペシャルっていう最上階級があって、それは全学年の中でも滅多にいない天才中の天才]
委[全アリスの憧れの的なんだ]
委[この星階級によって学園内や寮での待遇も変わるんだよ]