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【ONE PIECE】アナタのためなら…

第5章 新たな生活と嫌な予感


ロー
「ったく…おい‼︎ベポ‼︎‼︎」

ベポ
「アイアイ、キャプテン‼︎」

返事と共に扉が勢いよく開く。

まさか待機していたのか⁉︎
もしくは、一瞬でここまで来たのか⁉︎
野生の本能か⁉︎
謎だ……

ベポに対してかなり失礼な考えをしていたモモコ。

ベポは全く気がつかない。

ローはモモコがベポに変な視線を向けていた事に気がついた。しかし、なにも言わなかった。

ベポ
「どうしたんですか?」

ロー
「モモコ屋にこの本の内容を読んでやってくれ」

ベポ
「アイアイ、キャプテン‼︎じゃあモモコさん、そこ座って…」

モモコ
「あっ…はい」

2人掛けのソファに収まる。

ソファもフワフワ。
ペボもフワフワ。
この船は、フワフワだらけかっ‼︎‼︎‼︎
船長がフワフワなモノが好きなのか?

大変失礼なことを考えはじめたが、すぐにやめる。
近くにその“船長”がいるからだ。しかも、ちょっと目つきが変わった気がする……コワイコワイ。

モモコ
「じゃ、じゃあベポ君、お願いします。」

ベポ
「任せて‼︎モモコさん、どこ読んで欲しいの?」

モモコ
「チユチユの実のところを……」

ベポ
「チユチユね‼︎チユチユ……チユチユ……」

目次らしきページを開き、ぶつぶつ呟きながら探すベポ。

ベポ
「あっあった‼︎‼︎あったよ、モモコさん‼︎‼︎」

モモコ
「ホント‼︎なんて書いてあるの?」

ベポ
「えっとね…」



ローは、2人のやりとりを見て、安心しながら部屋をそっと出た。

ロー
(船員には、警戒してなさそうだな……さて…“準備”の進行具合でも見てくるか……)

ローは廊下を歩きながら、今後の事を色々考えていた。

ロー
(絶対、モモコ屋のやつ……俺がフワフワモコモコが好きだと思ってたな、あの目は……)

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