• テキストサイズ

【夏目友人帳】妖怪の心

第3章 図書室の妖怪(短)


……校内……

夏目「ここが、図書室だよ」

ガラガラガラ

一通り学校中を夏目君に案内してもらった。

弧波『うわ!』

中には…妖怪がうじゃうじゃいました…

夏目「けっこういるね…」

弧波『そうだね…人があまりいないから…住み着いてるんだね』

この世には、人通りが少ない所を好む妖怪と、人通りが多い所を好む妖怪に別れている。

低級アヤカシは、人通りが少ないところを好む。

理由は様々あるけど、人間の気に負けて消えるアヤカシもいると聞いたことがある。

夏目「あまり、長居しない方がいいね…」

そう言って夏目くんは「行こう」と、そそくさと図書室を出ていってしまった。

きっと、夏目くんには辛い過去があるのだと改めてわかった気がする…。

……夏目 time……

俺は時々思い出す。

あの頃をーーー
/ 14ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp