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聴こえる……………

第3章 ~気持ち~


翔「こんにちはー。」


いつも通り俺は練習部屋に入った。


雅紀「翔ちゃーん!」


相葉くんがいきなり俺に抱きついてきた。


翔「うぉ。どうしたの?」


雅紀「智くんがー、寝てるー!起きないー!」


なんだ、そんなことか。


智くんは、メンバーの中で1番睡眠している子。
俺たちが練習してたって、平気でソファで寝てるもん。


翔「いつものことでしょ。」


雅紀「でもー、俺、一緒に練習したいしー。」


潤「相葉くん、君は今そんな状況じゃないんだよ?」


和也「俺たちと練習しよーね?」


なんだ、そういうことか。
ニノと潤くんに捕まって、1人で練習してたってわけね。


あーあ。ご苦労様でーす。


俺が2人にアイコンタクトを取ると、2人は頷いてまた相葉くんを引っ張っていった。


頑張れ!相葉くん!
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