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突然ワシの目の前に現れた娘はトリップして来たようなんや。

第2章 トリップ!?


桜side

突然ですが私、橙宮 桜はイジメとやらに逢っています。そして今は全力で逃亡中。
だってなんかバットとか竹刀持って追いかけ回されてるんだもんww誰だって逃げるよ。
私何にもしてないよ?よって理不尽!!

桜「はぁ…3次元マジ辛いわ~理不尽過ぎて死にたくなってくる。あと、もし願いが叶うなら2次元に誘って欲しい。そして贅沢を言うなら黒バスの世界で今吉さんが居る所が良い」

とか考えて呟きながら走っていた私は自分の向かっている場所の手前に階段が有る事を思い切り忘れていた。
そして目当ての所を見つけてラストスパート
スピードを上げて突っ込んで行った。
もちろん、階段?そんなもの有ったの?って状態で♪

桜「(゜ロ゜;!階段…だと…!そんな事聞いて無いぞ?落ちるー!と言うか現在進行形で落ちてるー!」

これ痛い絶対痛いよね。私痛いの嫌だよ!?
痛いの嫌いだもん!

そう思って目を瞑ったけど予想した痛みは無くて……その代わり、おでこに鈍い痛みと同時に何か柔らかい?ものの上に落ちた感じがした。

??「ぬぉわっ!」

なんかこの声知ってる~今吉さんみたいww
と思うが今それどころじゃないんだよ!おでこ痛い!マジ誰だよ!

桜「っ~~……」

??「痛った!何で人が上から落ちて来ん!
可笑しいやろ!?」
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