• テキストサイズ

【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第16章 決勝リーグ進出だよ






「まただ…緑間!」


火神
「(どっちだ…!?フェイクかシュートか)」



やはりそこからは緑間中心で攻めていく秀徳

火神はそれにどう対処すべきなのか、とても悩んでいたが答えは1つだった



火神
「(クソ!!
考えてるヒマはねぇ…どっちにしろ俺は青峰ほどの瞬発力はねーんだ
離陸を見てからじゃ間に合わねぇ、跳べ!!)」



火神は意を決して跳んだ。しかし緑間はその予想と外れてまた先程と同じように火神をドリブルで抜いた

観客はやはり!という風に反応し、火神は先程と同じくもう一回跳ぼうとしたが、足が上がらなかった



火神
「!?」


伊月
「(ただでさえ負荷のでかい超跳躍だ。やはり連続はムチャか!
…まずい!!)」


誠凛ベンチ
「うわぁああ!」


木吉
「そうはさせん!!」


秀徳ベンチ
「何ィー!?木吉」


小金井
「よっしゃあ」


土田
「止めたあ」


緑間が撃とうとしたときに止めようと前に立ちはだかった木吉

それに秀徳ベンチは焦りを、誠凛ベンチはよろこんでいたようだったが、緑間の目は何かをとらえていた
その理由は、試合が始まる前のこと



▽▽▽▽▽▽



「え!!?」


木村
「今なんつった緑間!?」


宮地
「おい誰か!録ってない今の!?レアすぎっしょ!!」


中谷
「…!」


大坪
「(信じられんな。このプライドの高い男が…)」


高尾
「今…え?えぇ!?マジで真ちゃん!?
聞き間違いじゃねーよな!?」


緑間
「無論なのだよ
勝つためだ。そのためならば何度でも言おう」



▽▽▽▽▽▽



高尾
「こうくるのを…待ってたんだよ!!」



高尾を視界に入れた緑間は撃とうとしていた左手でパスをだした
それに高尾はとても良い笑みを浮かべながらパスを受け取っていた

ちなみに緑間は、控え室でこう言ったのだ



"俺がひきつけて、パスをだします"










/ 739ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp