第3章 高い賞金首のわけ。
「エースって、ポートガス・D・エース?
ルフィ、知り合いなの?」
「…ルフィの兄ちゃんだ。」
フランキーが重い声で言う。
「え………お兄ちゃん?」
そこで私ははっとする。
口を抑え。
「ルフィ…、私、ごめん…」
みんなのこと、なにもないと思っていた。
いつも楽しそうになにも悩みの無さそうに思えていた。
「いいんだ!エースは生きてるからな!にししし」
みんな、すべてを乗り越えてきているんだ。
悲しいことも、辛いことも、
みんなで。
ひとりじゃ無理なことを、
みんなが一緒に抱えてる。
いま、完全にわかった。