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あなたがいれば強くなる。
第6章 閉ざされた心。闇に勝るもの無し…?
「これ以上大切なものを失いたくないの。
おねがいだから、言うことを聞いて?」
泣きそうになるのをこらえみんなの縄をほどく。
みんなは、立ち上がり、私の顔をみながら
悔やんだ顔をして一言ずつ残し、
走っていった。
「シズナ…あんた、後悔してないのかい?」
「……後悔なんて人生で何回もしてるよ
でも、みんなを助けれるなら、後悔なんて何度でもするよ」
私は笑っておばさんの背中を押す。
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