第6章 閉ざされた心。闇に勝るもの無し…?
「ねぇ、それよりみんなはどこ?」
「あぁ、そうだったな、鬼島の住人は…「人の目に入らないとこにいるんでしょ?もちろん」」
私が確認すると
「いや…すぐそこにみんなあつめて一応縄でしめているが。」
「な、なんてことしてんの!!?」
鬼は人に化け物と言われて怖がられてるのに…
「あんたたちからしたら、あの鬼族たちは目でもないかもしれない!
でも、でも、一般の国の人は!
私たちを見るだけで恐怖で怯えるのよ!?
それに耐える、私たちのみにもなりなさい!!!」
怒りに達し、
私は覇気を出した。