第6章 閉ざされた心。闇に勝るもの無し…?
「そうじゃのう。
ここは世界貴族がうろうろしちょるけぇの。
世界貴族からお前がねらわらてしもうたら、誰も取り返せんわい。
それゆえに人も多くなる。
それがどうした」
「ううん、フード被るだけ。」
「あつぐるしくないの、そんな着込んで。」
「なにいってんの、ただでさえ季節が季節なのに横にあんたいるし、寒いぐらいだわ」
なんだか友達みたいになってきたな…
まぁいっか!
「ストレートにオブラートな文句言われた気がするんですけど…サカズキ。」
「ふるな。」
「まぁまぁ、今大声だして世界貴族さんらに気づかれたらまずいでしょうよ~」