• テキストサイズ

〜時計仕掛けの夢〜

第3章 チェシャ猫・ボリス=エレイ


「本当にアンタって素直じゃないね。さっきみたいに素直でいればいいのに…。まぁ、そこも可愛くて好きだけど」

甘い空気が漂う

メルヘンな遊園地にいる、メルヘンな彼

「…ねぇ、今日は俺の部屋に来てよ。…もっとアンタにくっついていたい…」

恋愛なんてごめんだと思っていた私

ずっと元の世界へ帰りたかった私

でも…

「…わかったわ。私も…、ボリスと一緒にいたい…」

私も、この世界が…、ボリスが好きになってしまった

(姉さんは悲しむかしら…)

きっと素敵な相手と幸せに暮らすだろう

だから私も、

この不思議な世界でボリスと幸せに暮らしたい

「大好き、ボリス…」





「…おい、俺がいるってこと、忘れるなよ…」




Fin
/ 112ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp