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あーるじゅうはち
第16章 裏の事実
--明菜視点ーー
みゆきが確認するように、もう一度聞いてきた。
みゆき 「本当に大丈夫なの?」
私はそれに笑って答える。
明菜 「大丈夫だよ、ホント」
みゆきの前では、笑ってなくちゃいけない。
変に気を使わたら悪いもん。
みゆき 「そ・・・う?」
今度は、わざわざ屈んで私の目を覗き込むように聞いてくるみゆき。
明菜 「大丈夫だってばっ!もおっ、みゆきしつこよぉっ笑」
今度は目も細めて笑顔をつくる。
もう拓センパイに心残りはない。
それは本当なんだけどー・・・。
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