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あーるじゅうはち
第14章 混乱
みゆき 「冗談は・・・・やめてください。もう戻ります。」
ふらつく足で校庭に向かって歩き出すと、腕を掴まれた。
みゆき 「なにするんですか」
拓 「冗談な訳ねぇじゃん。いーよ、わかんねぇならもっかい言うから。」
拓センパイは、そういって、つらそうな、切ない顔で私に言う。
咄嗟に、ああ、この顔が明菜がさせたくない顔なんだって思った。
拓 「俺は、西宮のことが好きだ。」
ねえ。なんでこんなことになったの?
私は、どうして・・・・・なんで・・・・
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