第11章 昼は
がたん・・・
おかしくなりそうなくらいの性欲が私を支配する。
歩いているうちに太ももの付け根辺りが湿り気を帯び始め、
やっと家に着いたときは触れられただけでも快感を感じてしまいそうなほど。
そして、やっと着いたとおもったら、足を滑らせて、
玄関の靴置き場に寄りかかってしまった。
その時のがたん、という音に気が付いたのか奥から誠が出て来るのが見える。
誠 「うわ、みゆき?どうしたの!?」
誠はそういい焦って私の腕を引っ張ろうとする。
だめっ、そういう前に強い力で引っ張られた私は、
みゆき 「あっ、だめ・・・・!」
と喘がないよう気を付けながら声を出す。
けど、誠は少し驚いたような顔をして、私を見た。
その顔は少し赤かった。