第10章 朝
みゆき 「そ・・・なんだぁ・・・あっ、じゃあタメで・・・」
誠 「あっ、はい・・・じゃなくて…うん。あと俺のことは誠でいいですよ、えと・・・みゆき、さん…?でしたっけ」
軽くはにかむ新垣さ・・・じゃなくて誠くん。
みゆき 「う、うん。みゆきでいーよ。どこ校?私、宮谷高2年。」
誠 「へー、俺は霧ヶ峰男子高の3年。」
・・・・・あれ?
いっこ上?
みゆき 「あ・・・えっと、タメはやっぱ…」
先輩だし…
そう思ってまた口を開こうとするとそれより前に誠く・・・先輩が口を開いた。
誠 「あー、タメじゃなかったんだね笑
でもいーよタメで。よろしくね」