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あーるじゅうはち

第10章 朝


みゆき 「そ・・・なんだぁ・・・あっ、じゃあタメで・・・」

誠 「あっ、はい・・・じゃなくて…うん。あと俺のことは誠でいいですよ、えと・・・みゆき、さん…?でしたっけ」

軽くはにかむ新垣さ・・・じゃなくて誠くん。

みゆき 「う、うん。みゆきでいーよ。どこ校?私、宮谷高2年。」

誠 「へー、俺は霧ヶ峰男子高の3年。」

・・・・・あれ?
いっこ上?

みゆき 「あ・・・えっと、タメはやっぱ…」

先輩だし…

そう思ってまた口を開こうとするとそれより前に誠く・・・先輩が口を開いた。

誠 「あー、タメじゃなかったんだね笑
でもいーよタメで。よろしくね」

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